映画『君たちはどう生きるか』～ぱやおを信じろ～

どうも確定陰キャです。

先日大学に行きました。復帰しようとかではなく休学延長の手続きを行うためですね。1ヶ月以上前からそのお知らせは来ていましたが、研究室に行きたくない一心で、お盆直前に行くことになりました。というかお盆までが期限。

何やら台風も近づいているようで、雨になったら自転車で行けずにお金がかかるしね。半年ぶりの大学は代り映えしませんでしたが、研究室の方は何やら模様替えされていましたね。人がたくさんいたら嫌だなと思っていましたが、2人しかおらず、速攻で必要な物だけもらって提出して帰りました。スニーキングミッション達成です。

というお盆前に書いた文章でした。

君たちはどう生きるか

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先先先週くらいに観に行ってました。上映が始まる前は観る気はそんなにありませんでしたが、情報が出ていない時にネタバレをくらうくらいなら観ておきたいという気持ちが出てきたことと、彼女が「ぱやおを信じろ」と説得してきたので観に行くことにしました。

ここからネタバレもあるかもよ！！

始まりで主人公の眞人の服装や建物から戦時中くらいの時代の物語なのかとわかります。戦争の話なのかなと思いつつ、眞人の階段を駆け上がる描写で映画に引き込まれて行きました。火事の現場に向かう眞人から見た周りの風景でジブリの新作なんだなあと実感しました。

その後、眞人は田舎に引っ越すのだけれど、静かな中でずっと遠くから鳥の声だったり田舎の音が聞こえてきました。こだわりを感じる。

そこまでは風立ちぬに近いリアル寄りのストーリーかと思っていましたが、アオサギがしゃべり出してからは急にファンタジーになりましたね。その前のお婆ちゃんズの登場でもファンタジー感出てきたけど。そして終わりまで、起こっていることはわかるけどたぶんこういうことだよねの連続で、気づいたら現実世界に戻って終わりでした。全然説明がない。「あとは考察してね！」というギリギリの情報しか渡してこない。

新作ではあるけど全体的に既視感があって、有名な絵画だったり過去作のジブリのオマージュがたくさん散りばめられていたのだと思います。

直近(僕の感覚)で観たスパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースと比べますが、スパイダーマンは情報量が多くて観た後に疲れましたが、君生きは細かく描かれているけど見るべきところが定まっていて、観た後も疲れなかったです。ストーリー後のあれは何だったんだろうという余韻が心地よかったです。観に来る人の民度も高めでエンディング中に出ていく人もいなかったからね！

スパイダーマンは最新の技術を詰め込んだアニメーションですってのに対して、君生きはジブリの積み重ねた技術でぱやおのやりたいことを出力したアニメって感じですね。

カエルと魚が集まってくるところとかインコの大群とか見た目がグロいとかじゃなくてもゾワゾワして鳥肌が立ちました。

5点満点中4.4点を付けたいと思います。情報もちょいちょい解禁されているみたいですし、気になった方はぜひ劇場へ。

ぱやおからの次世代ア二メーターへのメッセージだみたいな解釈をしている人もいたけど、ストーリー内で明確な説明がないことばかりだから、みんなが信じるぱやおを信じればいいと思うよ。